今や世界のストリートファッションを最先端をいくブランドと言っても過言ではないほど大きくなった「Supreme(シュプリーム)」。
1994年にニューヨーク・マンハッタンでJames Jebbia(ジェームス・ジェビア)が創設したスケートファッションブランド!
当時ケイトモスを起用したカルバンクラインのモノクロ広告の上にSupremeのステッカーを貼って告知したというのは有名な話です。
また、Supremeはほぼ毎週のペースでブランドやアーティストとのコラボアイテムを発表することでも有名ですよね。
ノースフェイスやナイキといったブランドとのコラボアイテムは一瞬で完売、プレミア価格が付くのはもはや当たり前になっています。
有名ブランド同士のコラボアイテムで販売数も限られていますから、これらは人気になるのも分かります。
しかしSupremeのすごいところは、ナイキやノースフェイス等の有名ブランドのみならず、アンダーグラウンドなアーティストにもフォーカスを当ててコラボレーションする点ではないでしょうか。
個人的にSupremeの最大の魅力は”コラボレーションのセンス”であると思っています。
今回は、意外と注目されていない秀逸なコラボアイテムをご紹介したいと思います。
まずはこちらから!
こちらはイギリス出身の映像作家、VJであるChris Cunninghamとのコラボアイテム。
デヴィッドフィンチャーやキューブリックといった名監督のもとで修行していた彼、その独特すぎる映像が特徴。
こちらのtシャツには彼のショートフィルムである「RUBBER JOHNNY」のグラフィックが採用されています。
また、「Bjork(ビョーク)」のMVも担当。
こちらもなかなかパンチの強い内容で、彼が”鬼才”と呼ばれるのがよく分かります。。。
Supremeがこんな映像作家とコラボするなんてなかなか意外だと思いませんか?
やはり他のスケートブランドとは一線を画す、Supremeのバックグラウンドカルチャーの広さを感じさせられます。
続いてご紹介するのはこちら!
2019awに発表された、Jean Paul Gaultierとのコラボレーションです!
Jean Paul Gaultierとは1976年に発表されたファッションブランドであり、アバンギャルドかつヴィヴィッドな雰囲気が特徴のブランド。
いわば、Supremeとは真逆のブランドと言えるのではないでしょうか?
普通のスケートブランドでは、まさかゴルチェのようなブランドとコラボしようとは思わないでしょう。
Supremeらしいラフさを残しつつもゴルチェのアヴァンギャルドさ、ゴシックさを感じさせる素晴らしいコラボアイテムではないかと感じます。
スタイリングや背景も秀逸ですよね。。。
まだまだ書き足りませんが、最後にご紹介するのがこちら!
こちらは2017年に発売されたM.C.Escherとのコラボアイテム。
エッシャーはオランダの版画家で、トロンプルイユ(だまし絵)等の手法を利用した作風が特徴。
こちらのコートにはエッシャーの作品がマルチプリントされており、間違いなくかっこいいです。
さらにハーフパンツやベースボールシャツなども発表されており、Supreme本来のラフな印象とエッシャーの緻密な絵がマッチした最高のコラボレーションだと思います。
まだまだご紹介したいコラボアイテムはたくさんありますが、スペースの都合上今回はここまでです…。
Supreme公式サイトのアーカイブから過去のコラボレーションが閲覧できますので、是非自分好みのマイナーなコラボアイテムを見つけてみてはいかがでしょうか!
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