東京・王子出身のラッパー、KOHHが自身名義での最後のアルバムをついに発表しました。
アルバムジャケットは造形作家である池内 啓人(いけうち・ひろと)氏が担当。
ストリーミングだけでなくCD,Blu-rayをまとめたコンプリートボックスも発売中です!
では早速収録曲ついて解説していきたいと思います。
他ではあまり取り上げられていないような情報も掲載していきますので、ぜひチェックしてみてください!
TRACKLIST
1. Intro
2. Sappy
3. Rodman
4. 2 Cars
5. Anoko
6. I Think I’m Falling
7. John and Yoko
8. ゆっくり
9. レッドブルとグミ
10. シアワセ
11. Is This Love
12. 友達と女
13. What I Want
14. They Call Me Super Star
15. 手紙
まずは一曲目、「Intro」。

こちらはkohhの地元の盟友であるMony Horseが参加しています。
どんなに売れても地元が一番、といつも発言しているKOHHらしい粋な計らいですね!
2012年に彼らが共同で発表した「WE GOOD」と比較すると、彼らの大きな変化が窺えて非常に面白いです。
まだ二人とも幼さが残っていますが、確かな楽曲センスが当時から備わっていたことがわかります。
つづいて2曲目、「Sappy」。
こちらはなんとSkrillexがプロデュースで参加したという驚きの一曲。
以前から宇多田ヒカルやONE OK ROCKのTakaなど、幅広いジャンルのアーティストと共同制作していたKOHHですが、Skrillexとのコラボには驚かれた方も多いのではないでしょうか。
楽曲後半にはSkrillexらしい強烈なドロップがあり聞き応えバッチリです!
続いて3曲目は「Rodman」。

悪童として名を知らしめた名バスケットボール選手、デニスロッドマンの名前がタイトルになった楽曲で、歪んだギタートラックとKOHHの歌うようなフロウが特徴。
最初聴いた時はこの楽曲を志磨遼平が担当したのではないかと思うほどメロウな曲調に驚かされました。
実際に志磨遼平が担当しているのは11曲目の「Is This Love」という楽曲だそうです。
本楽曲を実際にプロデュースしたのは、ANARCHYやAK-69にも楽曲提供している理貴。
彼自身がKOHHと制作した楽曲を時系列順にまとめたプレイリストも公開しているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
4曲目以降も続編で解説していきますので、ぜひそちらもご覧ください!
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